The effectiveness of trauma-focused psychotherapy for complex post-traumatic stress disorder: A retrospective study.

この研究について過去の記録をさかのぼって調べた研究で、比べているのは別の患者さんではなく同じ方の待機期間です。EMDRとトラウマフォーカスト認知行動療法はまとめて扱われており、抄録にはEMDRだけの数値が示されていません。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査全文が読めます
著者
Melegkovits E.・Blumberg J.・Dixon E.・Ehntholt K.・Gillard J.・Kayal H.・Kember T.・Ottisova L.・Walsh E.・Wood M.・Gafoor R.・Brewin C.
掲載誌
European psychiatry : the journal of the Association of European Psychiatrists
巻号ページ
66巻1号1022-1028頁
発行年月日
2022年11月25日
PMID
36423898
技法
EMDR
研究デザイン
後ろ向きコホート・診療記録調査

この研究のまとめ

P|対象

ICD-11の複雑性PTSDと診断された市民の患者59名。英国の専門トラウマ外来。3年間。

E|介入

トラウマ焦点化心理療法(個別のトラウマフォーカスト認知行動療法、またはEMDR、またはその併用)。

C|比較

比較対照:同一患者の第1段階(安定化と待機)。第1段階と第2段階(トラウマ焦点化心理療法)の症状を比較する後ろ向きの評価。治療間の比較は探索的な解析。

O|結果

第1段階のみと比べて、トラウマ焦点化心理療法を完了した患者ではPTSD症状[t(58)=−3.99、p<0.001]、抑うつ症状[t(58)=−4.41、p<0.001]、機能の障害[t(58)=−2.26、p=0.028]、複雑性PTSDの代理指標[t(58)=4.69、p<0.001]が統計的に有意に低下した。第2段階で提供された治療の種類のあいだに成績の有意差は認められなかった。ベースラインの抑うつ症状は、より高いPTSD症状と機能の障害に関連していた。

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抄録

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