Cognitive Processing Therapy or Relapse Prevention for comorbid Posttraumatic Stress Disorder and Alcohol Use Disorder: A randomized clinical trial.
この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。PTSDとアルコール使用症を併せもつ方が対象です。著者自身が予備的な結果と位置づけています。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Simpson T.L.・Kaysen D.L.・Fleming C.B.・Rhew I.C.・Jaffe A.E.・Desai S.・Hien D.A.・Berliner L.・Donovan D.・Resick P.A.
- 掲載誌
- PloS one
- 巻号ページ
- 17巻11号607-619頁
- 発行年月日
- 2022年11月29日
- PMID
- 36445895
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDとアルコール使用症の双方の診断基準を満たす101名(平均42.10歳・56%が女性)。
E|介入
認知処理療法(CPT)。
C|比較
比較対照:アルコール使用症の治療である再発予防(RP)群と、評価のみ(AO)群の3群。無作為割付。評価のみ群は6週後に改めてCPTかRPに再割付。治療直後・3か月後・12か月後に追跡。PTSD重症度・飲酒日数・多量飲酒日数を比較。
O|結果
治療後、CPT群は評価のみ群よりPTSD重症度の改善が有意に大きかった(b = −9.72、95%信頼区間 −16.20〜−3.23、d = 1.22)が、RP群と評価のみ群のPTSDには有意差は認められなかった。多量飲酒日数は両治療群とも評価のみ群より有意に減った(CPT 0.51、RP 0.34)。再割付後は両治療とも12か月の追跡を通じてPTSDと飲酒が大きく改善し、多量飲酒日数ではRPが優位だった。
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