The bumpy road of trauma-focused treatment: Posttraumatic stress disorder symptom exacerbation in people with psychosis.

この研究について治療の途中で症状が一時的に強まることが、結果の悪さにつながるのかを調べた研究です。強まること自体はよくあり、結果とは関係しないという内容です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Burger S.R.・Hardy A.・van der Linden T.・van Zelst C.・de Bont P.A.J.・van der Vleugel B.・Staring A.B.P.・de Roos C.・de Jongh A.・Marcelis M.・van Minnen A.・van der Gaag M.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
36巻2号299-309頁
発行年月日
2023年1月31日
PMID
36719408
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDと精神病を併せもつ参加者99名。

E|介入

EMDRまたは持続エクスポージャー療法(PE)。

C|比較

比較対照:多施設無作為化比較試験の一部。PTSD症状自己報告尺度で、最初の4セッション中の悪化(早期悪化)とセッション間の悪化を継続的に監視。

O|結果

早期の悪化(32.3%)もセッション間の悪化(46.5%)も比較的よく生じていたが、いずれも治療反応の悪さや脱落の増加とは関連しなかった。著者らは、トラウマ焦点化治療中の症状の悪化はよくあることで転帰の悪さとは関係せず、治療過程の一部として認めて導くべきものであり、精神病のある人へのトラウマ焦点化治療を妨げる理由にはならないと述べている。

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