Changes in trauma-related cognitions predict subsequent symptom improvement during prolonged exposure in patients with childhood abuse-related PTSD.

この研究についてどちらが効くかではなく、なぜ効くのかを調べたものです。考え方の変化が先に起きて症状が改善するという順序を示していますが、介入によって確かめた因果ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
著者
Kooistra M.J.・Hoeboer C.M.・Oprel D.A.C.・Schoorl M.・Does Wvd・Heide J.J.T.・Minnen Av・Kleine RAd
掲載誌
Behaviour research and therapy
巻号ページ
論文番号104284
発行年月日
2023年2月24日
PMID
36870242
技法
PE
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

子ども時代の虐待によるDSM-5のPTSDのある患者83名。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE)。最大14〜16セッション。

C|比較

比較対照:なし。ベースライン、4週、8週、16週(治療後)に臨床家評定のPTSD症状重症度と外傷後認知(PTCI)を測定し、時間差混合効果回帰モデルで前後関係を検討。

O|結果

外傷後認知がその後のPTSD症状の改善を予測することが見いだされた。とくに、PTCIの短縮版(PTCI-9)の項目を用いた場合、外傷後認知とPTSD症状の改善の間に相互の関係が認められた。重要な点として、認知の変化がPTSD症状の変化に与える効果は、その逆の効果より大きかった。著者らは、外傷後認知の変化がPEにおける変化の過程であることを裏づける結果だと述べている。

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