Eating disorder patients with and without PTSD treated in residential care: discharge and 6-month follow-up results.

この研究について対象はPTSDではなく摂食症です。標準の認知処理療法ではなく、その考え方を取り入れた入所治療全体の結果です。
効果を検証した研究対象:PTSD症例対照研究全文が読めます
著者
Brewerton T.D.・Gavidia I.・Suro G.・Perlman M.M.
掲載誌
Journal of eating disorders
巻号ページ
11巻1号1260-1269頁
発行年月日
2023年3月27日
PMID
36973828
技法
CPT
研究デザイン
症例対照研究

この研究のまとめ

P|対象

入所治療を受けた摂食症の患者609名(女性96%・平均26.0歳。PTSDあり261名・なし348名)。

E|介入

認知処理療法の原理にもとづく多様式統合型の摂食症入所治療。

C|比較

比較対照:PTSDの有無で比較。入院時・退院時・6か月後に摂食症・PTSD・大うつ病・状態特性不安・生活の質の尺度で評価。混合モデル。

O|結果

PTSD群はすべての指標・すべての時点で有意に高い得点を示した(p≦0.001)。一方、PTSDのある患者とない患者は入院から退院まで同様の症状改善を示し、6か月後も入院時より有意に改善したままだった。退院から追跡までに有意に悪化したのは大うつ病の症状のみで、それでも追跡時の値は入院時より有意に低かった。いずれの指標にもPTSDと時間の有意な交互作用は認められなかった。

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