Efficacy of eye movement desensitization and reprocessing therapy for fear of cancer recurrence among cancer survivors: a randomized single-case experimental design.

この研究についてPTSDではなく、がんの再発への不安が対象です。8名を1人ずつ追った研究で、比べる相手の群はありません。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Bruin J.・van Rood Y.R.・Peeters K.C.M.J.・de Roos C.・Tanious R.・Portielje J.E.A.・Gelderblom H.・Hinnen S.C.H.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
14巻2号6-8頁
発行年月日
2023年
PMID
37144665
技法
EMDR
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

乳がん・大腸がんの経験者で、がんの再発への強い恐れ(FCR)のある8名。

E|介入

EMDR。

C|比較

比較対照:なし。多層ベースラインの単一事例実験デザイン。ベースライン期と治療期に毎日の反復測定を行い、各期の始めと終わりにがん心配尺度(CWS)とがん再発恐怖尺度オランダ語版(FCRI-NL)を実施。3か月後に追跡。

O|結果

毎日の質問紙について視覚的分析とTau-Uによる効果量の算出を行った。Tau-Uの加重平均はベースライン対治療後が0.63(p<0.01)で大きな変化、ベースライン対追跡が0.53(p<0.01)で中程度の変化を示した。がん心配尺度とFCRI-NL短縮版の得点もベースラインから追跡にかけて有意に減少した。著者らは、結果はがんの再発への恐れに対する治療としてEMDRが有望に見えるとしつつ、さらなる研究を勧めている。

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