Effect of therapeutic competence, adherence, and alliance on treatment outcome in youth with PTSD treated with developmentally adapted cognitive processing therapy.

この研究について治療の効果ではなく、治療者の手順の守り方や力量、患者さんとの関係が改善を左右するかを調べた研究です。標準の認知処理療法ではなく、若い方向けに調整した版(D-CPT)です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Steil R.・Weiss J.・Renneberg B.・Gutermann J.・Rosner R.
掲載誌
Child abuse & neglect
巻号ページ
141巻 論文番号106221
発行年月日
2023年5月11日
PMID
37178528
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある14〜21歳の患者38名(平均17.61歳)。

E|介入

発達に合わせて調整した認知処理療法(D-CPT)。

C|比較

比較対照:多施設無作為化比較試験(対照は治療助言つき待機リスト)のデータを用いた解析。録画したセッションを妥当性の確認された尺度で遵守度・力量を評定し、治療同盟は毎週患者が評定。階層線形モデル。

O|結果

遵守度も力量も、臨床家評価・患者評価いずれのPTSD重症度の転帰とも関連しなかった。治療同盟が高いことは、臨床家評価・患者評価いずれでも治療後12か月時点の症状重症度の低さと関連していた。著者らは、よく訓練された治療者が実施したため遵守度と力量の幅が狭かったことが理由かもしれないと述べている。

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