P3a amplitude to trauma-related stimuli reduced after successful trauma-focused PTSD treatment.

この研究について検証されているのは認知処理療法そのものではなく、磁気刺激を加える上乗せの効果です。両群とも認知処理療法を受けています。症状ではなく脳波を調べた研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Tillman G.D.・Morris E.E.・Bass C.・Turner M.・Watson K.・Brooks J.T.・Rawlinson T.・Kozel F.A.・Kraut M.A.・Motes M.A.・Hart J.
掲載誌
Biological psychology
巻号ページ
182巻 論文番号108648
発行年月日
2023年7月22日
PMID
37482132
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

戦闘に関連するPTSDと診断された米国の退役軍人55名。

E|介入

認知処理療法(CPT+A)。全員が受ける。

C|比較

比較対照:実際の反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)群と偽の刺激群への無作為割付。二次的な転帰指標として、視覚オドボール課題のP3a成分の潜時と振幅を治療前と6か月後に測定。

O|結果

P3a振幅と反応時間の低下は主にトラウマ関連刺激への反応の変化によるもので、この低下はPTSD症状の低下と相関していた。振幅の変化は、偽の刺激とCPTを併用した群より、実際のrTMSとCPTを併用した群のほうが大きく、著者らはrTMSが覚醒と脅威への偏りを下げる役割を果たし、トラウマ焦点化治療により有効に取り組めるようにする可能性があると述べている。

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