How safe is the treatment of pregnant women with fear of childbirth using eye movement desensitization and reprocessing therapy? Obstetric outcomes of a multi-center randomized controlled trial.

この研究についてPTSDではなく、出産への恐怖が対象です。妊娠中にEMDRを行っても妊娠や赤ちゃんに悪い影響はなかった、という安全性の報告です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Baas M.A.M.・Stramrood C.A.I.・Dijksman L.M.・Vanhommerig J.W.・de Jongh A.・van Pampus M.G.
掲載誌
Acta obstetricia et gynecologica Scandinavica
巻号ページ
102巻11号1575-1585頁
発行年月日
2023年8月4日
PMID
37540081
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

出産への恐怖(WDEQ合計85点以上)のある妊娠8〜20週の妊婦141名。オランダの教育病院2施設と地域助産院5施設。

E|介入

EMDR(70名)。

C|比較

比較対照:通常のケア71名。無作為化比較試験(OptiMUM研究)。転帰は母体・新生児の産科的転帰と、妊娠・出産への患者満足度。

O|結果

帝王切開の割合は高く(37.2%)、群間の有意差は認められなかった。ただしEMDR群の女性は、医学的な適応のない分娩誘発を希望する可能性が通常のケア群の7分の1であった。母体・新生児の転帰、満足度、出産体験について他に群間に有意差は認められなかった。著者らは、妊娠中のEMDRが妊娠や胎児に悪影響を及ぼさないため、治療者は出産への恐怖のある妊婦へのEMDRの実施をためらうべきではないと結論している。

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