Trauma treatment using Narrative Exposure Therapy adapted to persons with intellectual disabilities or severe chronic mental disorders - a randomised controlled pilot study with an embedded observational study.
この研究について介入群7名・対照群8名のパイロット研究です。知的障害のある方にもトラウマ治療が届くように言葉を平易にした試みで、この人数では効果の判定はできません。
無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Mayer B.・Elbing U.・Ostermann T.
- 掲載誌
- Journal of intellectual disability research : JIDR
- 巻号ページ
- 67巻11号1096-1112頁
- 発行年月日
- 2023年8月15日
- PMID
- 37582663
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
知的障害(ID)の重複診断のある10名と、重度で慢性の精神疾患のある5名。層化して無作為化し、介入群7名と待機リスト対照群8名を編成。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。やさしい日本語にあたる平易な言葉(Plain Language)を用いて、参加者の意思疎通の能力に合わせて修正したもの。
C|比較
比較対照:待機リスト対照群。介入の前後に外傷後症状尺度10(PTSS-10)で測定。逆境的小児期体験指標を診断目的で併用。対応のあるt検定と共分散分析で解析。
O|結果
本抄録には最終的な効果量の記載がない。著者らは、知的障害のある人がトラウマとなる出来事を経験する見込みが高く脆弱性も高いにもかかわらず、この集団へのトラウマ治療についての報告がごくわずかしかないことを背景に、平易な言葉で修正したNETの実施可能性と有効性を初めて検討したと述べている。
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