Effectiveness of psychosocial interventions for post-traumatic stress disorder in refugees and asylum seekers resettled in low- and middle-income countries: A systematic review and meta-analysis.
この研究について低・中所得国に住む難民の方への支援をまとめた解析で、EMDRは複数の治療の一つとして比べられています。もとの研究は10件と少なく、ばらつきも大きい点は著者らも認めています。
効果を検証した研究メタアナリシス
- 著者
- Dowllah I.M.・Melville C.
- 掲載誌
- Journal of health psychology
- 巻号ページ
- 29巻13号1463-1474頁
- 発行年月日
- 2023年9月20日
- PMID
- 37728258
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
低・中所得国に定住した難民・庇護申請者1,981名。10件の研究。
E|介入
EMDR(PTSDへの心理社会的介入の一つとして効果量を比較される)。
C|比較
対象とした研究:書誌データベースを検索し10件を組み入れ。介入後のPTSD症状を主要評価項目とし、無作為化比較試験のメタアナリシスを実施。
O|結果
本レビューでは、心理社会的介入はPTSDに対して臨床的に有効だった(標準化平均差 −0.60、95%信頼区間 −0.96〜−0.23、I²=91%、9件・1,789名)。抑うつについても有効だった(−0.59、−0.95〜−0.22、I²=84%、7件・1,248名)。この集団への心理療法のなかでEMDRの効果量が最も大きかった。ただし著者らは、研究数が少なく方法論的な厳密さも限られているため、今後はより厳密な試験が必要だと述べている。
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