Changes in comorbid depression following intensive trauma-focused treatment for PTSD and complex PTSD.
この研究についてEMDRだけの効果ではなく、持続エクスポージャー療法などを組み合わせたプログラム全体の結果です。比べる相手となる群はありません。6か月後にうつが戻る方がいたことも報告されています。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
- 著者
- Paridaen P.・Voorendonk E.M.・Gomon G.・Hoogendoorn E.A.・van Minnen A.・de Jongh A.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 9巻1号 論文番号2258313
- 発行年月日
- 2023年10月5日
- PMID
- 37796651
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDの成人334名(うち189名は大うつ病も併存)。オランダ。
E|介入
短期集中のトラウマ焦点化治療プログラム(EMDR・持続エクスポージャー療法・身体活動・心理教育)。
C|比較
比較対照:なし。大うつ病の併存の有無で比較。治療前・治療後・6か月後にPTSDと大うつ病の重症度と診断状態を評価。線形混合モデルと一般化線形混合モデル。
O|結果
治療後にPTSDと大うつ病の症状がいずれも有意に大きく減少し(d = 2.34と1.22)、6か月後にも維持された(同 1.67と0.73)。大うつ病の診断基準を満たす患者の割合は、治療前の57%から6か月後には33%に変化した。治療への初期反応は大うつ病の併存の有無で有意差は認められなかったが、両群とも6か月後に抑うつ症状の有意な再燃が見られ、それはほぼ全面的にベースラインの複雑性PTSDの存在で説明された。
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