Comparing phase-based treatment, prolonged exposure, and skills-training for Complex Posttraumatic Stress Disorder: A randomized controlled trial.

この研究について複雑性PTSDの方が対象です。先に技能訓練を行う段階型より、すぐに曝露療法を行うほうが良い結果でした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Sele P.・Hoffart A.・Cloitre M.・Hembree E.・Øktedalen T.
掲載誌
Journal of anxiety disorders
巻号ページ
論文番号102786
発行年月日
2023年10月12日
PMID
37871452
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

子ども時代の虐待によりDSM-5のPTSDおよびICD-11の複雑性PTSDと診断された成人92名。入所型ケア。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE)。個人形式8〜16セッション。

C|比較

比較対照:段階型治療であるSTAIRナラティブ療法(SNT、集団STAIR 12回+個人ナラティブ療法8回)群と、STAIRのみ(集団12回)群の3群。無作為割付。混合モデルで転帰を評価。1年後に追跡。

O|結果

治療前から治療後にかけて、DSM-5のPTSD症状の改善はPEのほうがSNTより大きかったが、STAIRとの有意差は認められなかった。ICD-11の複雑性PTSD症状の低下には条件間の有意差は認められなかった。治療前から1年後にかけては、PEはSNTとSTAIRよりPTSD症状の改善が大きく、PEとSTAIRはSNTより複雑性PTSD症状の改善が大きかった。著者らは、SNTがPEやSTAIRより効果的だという予測は支持されなかったとし、段階型治療に対する即時のトラウマ焦点化治療の利点と、複雑性PTSDにおける技能訓練の非劣性の可能性をさらに検討する必要があると述べている。

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