Eye movement desensitisation and reprocessing as add-on treatment to enhanced cognitive behaviour therapy for patients with anorexia nervosa reporting childhood maltreatment: A quasi-experimental multicenter study.

効果を検証した研究非無作為化比較試験
著者
Rossi E.・Cassioli E.・Cecci L.・Arganini F.・Martelli M.・Redaelli C.A.・Anselmetti S.・Bertelli S.・Fernandez I.・Ricca V.・Castellini G.
掲載誌
European eating disorders review : the journal of the Eating Disorders Association
巻号ページ
32巻2号322-337頁
発行年月日
2023年10月30日
PMID
37903082
技法
EMDR
研究デザイン
非無作為化比較試験

この研究のまとめ

P|対象

中等度から重度の小児期逆境体験(被虐待)を報告する神経性やせ症(AN)の患者75名。被虐待の報告がないAN患者67名を対照群として登録。

E|介入

強化型認知行動療法(CBT-E)40セッション後に、EMDRを20〜25セッション追加(18名)。

C|比較

比較対照:CBT-Eを継続した待機リスト群、および被虐待の報告がないCBT-E単独群との準実験的な多施設比較。評価はBMI、全般的および摂食症に特異的な精神病理、解離症状。

O|結果

CBT-E 40セッション時点(T1)では、被虐待を報告した2群はいずれもBMI・全般的精神病理・摂食症の精神病理・解離のどれにも改善が認められなかった(被虐待の報告がない群は改善した)。T2時点では被虐待の2群ともBMIと摂食症に特異的な精神病理が改善し、CBT-E+EMDR群の改善がより大きかった。全般的精神病理と解離症状が改善したのはCBT-E+EMDR群のみであった。被虐待を報告した患者における摂食症状の減少は、解離の改善によって媒介されていた。

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