Restoring bottom-up communication in brain-heart interplay after trauma-focused psychotherapy in breast cancer patients with post-traumatic stress disorder.

この研究について症状ではなく脳と心臓の相互作用という生理指標を測った研究です。計30名と小規模で、無作為に割り付けた試験ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD非無作為化比較試験
著者
Malandrone F.・Catrambone V.・Carletto S.・Rossini P.G.・Moja M.C.・Oliva F.・Pagani M.・Valenza G.・Ostacoli L.
掲載誌
Journal of affective disorders
巻号ページ
351巻143-150頁
発行年月日
2024年1月27日
PMID
38281599
技法
EMDR
研究デザイン
非無作為化比較試験

この研究のまとめ

P|対象

PTSDの診断基準を満たす乳がんの患者30名(EMDR 14名・通常治療15名)。

E|介入

EMDR。2〜3か月間のトラウマ焦点化心理療法。

C|比較

比較対照:通常治療15名。台本駆動イメージ下で脳波と心拍系列から脳-心臓相互作用の指標を算出し、治療前後で比較。

O|結果

治療後、EMDR群では通常治療群と比べて、脳-心臓相互作用の指標のうちボトムアップ方向の結合が統計的に有意に高かった。著者らは、トラウマ焦点化心理療法の後に脳-心臓のボトムアップの情報伝達が回復することを示した初めての検討だと述べている。

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