Eye movement desensitization and reprocessing for depressed individuals with multiple sclerosis: A pilot study.

この研究についてPTSDではなく多発性硬化症の方の抑うつが対象です。13名で比べる群のない研究です。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)
著者
Rovaris M.・Toselli E.・Mendozzi L.・Di Tella S.・Pirastru A.・Blasi V.・Baglio F.・Ostacoli L.・D'Abramo A.・Incerti A.・Fernandez I.・Pagnini F.
掲載誌
Multiple sclerosis (Houndmills, Basingstoke, England)
巻号ページ
30巻6号747-750頁
発行年月日
2024年2月19日
PMID
38372030
技法
EMDR
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

多発性硬化症があり抑うつ症状のある13名。

E|介入

EMDRの抑うつ症治療プロトコル(DeprEND)。

C|比較

比較対照:なし。介入前・介入後・3か月後の心理・身体評価。前後で機能的MRIも撮像。

O|結果

DeprENDは高い治療継続率と実施可能性を示した。抑うつ症状は介入後と3か月後のいずれでも有意に低下した。身体症状には有意差が認められなかった。治療後に否定的な感情価の刺激を見たときの頭頂葉と運動前野の活動に有意な変化が認められた。著者らは、多発性硬化症の患者の抑うつ症状の軽減に実施可能で費用対効果のよい治療となりうると述べている。

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