Emotion regulation and heart rate variability may identify the optimal posttraumatic stress disorder treatment: analyses from a randomized controlled trial.
この研究について治療の効果ではなく、どの治療がどういう方に合うかを予測できるかを調べた研究です。85名と小規模です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Mathersul D.C.・Zeitzer J.M.・Schulz-Heik R.J.・Avery T.J.・Bayley P.J.
- 掲載誌
- Frontiers in psychiatry
- 巻号ページ
- 15巻179-195頁
- 発行年月日
- 2024年2月8日
- PMID
- 38389985
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDの臨床的に意味のある症状がある米国の退役軍人85名。
E|介入
認知処理療法(CPT)6週間(44名)。
C|比較
比較対照:呼吸法にもとづくヨガ(スダルシャン・クリヤ・ヨガ、SKY)41名。非劣性の無作為化比較試験の二次解析。治療前の情動調節の困難さ(DERS)と心拍変動(HRV)を予測因子・調整因子として検討。
O|結果
治療前に自己報告の情動への気づきの乏しさ(失感情症に近い)が大きいことは、CPT・ヨガのいずれでも短期・長期ともにPTSDの改善の良さを予測した。情動反応の非受容が高い場合は、ヨガよりCPTのほうが治療反応が良かった。ただし有意な心拍変動の指標はいずれも、自己報告の情動調節の尺度より強い調整因子であった。治療前の心拍変動が低い退役軍人はヨガのほうが、高いか平均以上の退役軍人はCPTのほうが治療反応が良かった。
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