Randomized controlled trial investigating web-based, therapist delivered eye movement desensitization and reprocessing for adults with suicidal ideation.

この研究について42名と小規模で、2つの群を直接比べることはできないと著者らが書いています。標準のEMDRではなく、オンラインで行う版です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Burback L.・Yap S.・Purdon S.E.・Abba-Aji A.・O'Shea K.・Brémault-Phillips S.・Greenshaw A.J.・Winkler O.
掲載誌
Frontiers in psychiatry
巻号ページ
15巻215-227頁
発行年月日
2024年2月16日
PMID
38435978
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

自殺念慮を報告する成人の外来患者42名。カナダ。

E|介入

ウェブで治療者が提供するEMDR。週2回、最大12セッション(20名)。COVID-19流行期(2021-2023年)。

C|比較

比較対照:通常治療22名(カナダの公的医療制度で利用できる一次医療・精神保健サービス)。無作為割付。主要な目的は自殺念慮に関連する体験を標的とした効果。副次は抑うつ・不安・外傷後ストレス・情動調節不全・解離、および安全性と脱落。

O|結果

参加者は早発かつ慢性の自殺念慮の割合が高く、精神疾患の併存率も高かった。EMDR群では、自殺念慮・抑うつ・不安・外傷後ストレスの各尺度の中央値が治療前から4か月後の追跡にかけて低下した。通常治療群では自殺念慮と外傷後ストレスの尺度の中央値のみが低下した。標本の大きさのため直接比較はできないが、EMDR群のほうが有害事象も脱落も数の上では少なかった。著者らは、ウェブによるEMDRが自殺念慮に取り組む提供方式として成り立ちうる有望な予備的証拠であり、さらなる検証が必要だと述べている。

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