Dropout in a clinical trial for comorbid PTSD and MDD among US service members: Are pretreatment characteristics predictive?

この研究について治療の効果ではなく、どういう方が治療を途中でやめやすいかを調べた研究です。予測は難しいという結論でした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Kline A.C.・Otis N.P.・Norman S.B.・Hunt W.M.・Walter K.H.
掲載誌
Psychotherapy research : journal of the Society for Psychotherapy Research
巻号ページ
35巻4号614-626頁
発行年月日
2024年3月18日
PMID
38497740
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDと大うつ病性障害を併存する米国の現役兵94名。

E|介入

認知処理療法(CPT)、または行動活性化を加えた認知処理療法(BA+CPT)。

C|比較

比較対照:臨床試験の二次解析。Fournier法により20を超える治療前の特性を脱落の予測因子として検討。

O|結果

検討した20を超える予測因子のうち、脱落の危険の低さと関連したのは2つだけであった。すなわち、治療前の評価から第1セッションまでの期間が短いこと(p=0.041)と、過去3か月間にPTSDの治療に取り組んでいたこと(p=0.036)である。著者らは、治療開始の早い勢いと、最近の治療歴を活かすことが出席の改善に役立つ可能性を示すとしつつ、この研究は一般に測定される治療前の要因が出席を予測する力の限界と、脱落の危険を測ることの現在の難しさも浮き彫りにしていると述べている。

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