Interpersonal Psychotherapy for Posttraumatic Stress Disorder: A Critical Review of the Evidence.
この研究について調べられているのは対人関係療法(IPT)で、持続エクスポージャー療法は比べる相手として出てきます。筆者自身がこの分野の研究に関わってきたと述べています。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説
- 著者
- Markowitz J.C.
- 掲載誌
- The Journal of clinical psychiatry
- 巻号ページ
- 85巻2号
- 発行年月日
- 2024年5月29日
- PMID
- 38814110
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
症候群としてのPTSDのある成人。一般市民592名(8件)と退役軍人187名(5件)を対象とした13件の研究。
E|介入
対人関係療法(IPT。持続エクスポージャー療法と比較された2件を含む)。
C|比較
対象とした研究:成人の症候群としてのPTSDに対するIPTの成績の文献を検索し13件を採録(無作為化比較試験7件)。閾値下PTSDの研究と青年の1試験は除外。
O|結果
本総説によれば、IPTは待機リストや弱い統制条件の成績を上回り、持続エクスポージャー療法(2件)やセルトラリン(1件)といった根拠にもとづくPTSD治療に対して非劣性だった。抑うつなど他の評価項目も改善した。一部の試験には方法上の限界があった。著者は、研究数はなお限られるが、複数の研究者が異なる集団で行った研究がトラウマ焦点化でないPTSD治療としてのIPTの効力を支持し、ガイドラインへの収載を正当化すると結論づけている。
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