A randomized controlled trial of Eye Movement Desensitization and Reprocessing (EMDR) Therapy in the treatment of fibromyalgia.

この研究についてPTSDではなく線維筋痛症が対象です。調べられているのはEMDR単独ではなく、通常治療にEMDRを足したときの上乗せの効果で、どちらの群も通常治療を受けています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Çiftçi Z.Z.・Delibaş D.H.・Kaya T.・Külcü D.G.・Sarı A.・Nazlıkul H.・Topsakal İ.C.・Aydın Y.E.・Kavakçı Ö.・Savran C.・Konuk E.
掲載誌
Frontiers in psychiatry
巻号ページ
論文番号1286118
発行年月日
2024年5月21日
PMID
38835548
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

線維筋痛症と診断された79名。

E|介入

通常治療にEMDRを加える群。15セッション。

C|比較

比較対照:通常治療のみの群。無作為割付。線維筋痛症影響質問票・視覚的アナログ尺度・広範囲疼痛指数・症状重症度スケール・ベック抑うつ質問票・ピッツバーグ睡眠質問票・外傷症状チェックリスト40を計6時点(治療前、5・10・15セッション終了時、1か月後、3か月後)で評価。

O|結果

社会人口統計学的な変数に群間の有意差は認められなかった。分散分析により、視覚的アナログ尺度(p=0.019)、広範囲疼痛指数(p=0.018)、ベック抑うつ質問票(p=0.019)、外傷症状チェックリスト40(p=0.21)に統計的に有意な群の効果が認められた。ボンフェローニ補正の後も、視覚的アナログ尺度・広範囲疼痛指数・症状重症度スケール・ベック抑うつ質問票・ピッツバーグ睡眠質問票・外傷症状チェックリスト40についてEMDRが有効であった(p<0.05)。著者らは、EMDRが線維筋痛症の代替となりうる治療だと述べている。

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