The use of the "group traumatic episode protocol (G-TEP) " in an outpatient randomized and hospital setting: Implementation and effects in heterogeneous patient samples.
この研究について標準のEMDRではなく、集団で行うG-TEPという版です。2つの研究のうち片方には比べる相手の群がありません。PTSDに限らず、さまざまな症状の方が対象です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Stingl M.・Hemmerde M.・Drutschmann E.・Pape V.・Hanewald B.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 17巻3号658-667頁
- 発行年月日
- 2024年7月18日
- PMID
- 39023949
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
研究A:さまざまな症状・診断の外来患者44名。研究B:精神科病院の患者23名。
E|介入
集団外傷エピソード手順(G-TEP)。高度に構造化されたワークシートを用い、患者が自分で両側性刺激を行いながら標的を再処理する。外来では4セッション。
C|比較
比較対照:研究Aは無作為化した遅延待機リスト対照群。研究Bは比較対照なしの実装の検討。IES-R・ベック抑うつ質問票II・簡易症状チェックリスト・解離症状質問票を治療前後と追跡時に測定。
O|結果
両研究とも、主観的な苦痛と付随する障害の有意かつ持続的な減少を示した。苦痛を伴う体験はより「自我親和的」になり、回避の水準が下がり、否定的な情動を扱う能力が強まり、希望が得られた。これら全ての効果はその後の治療過程に肯定的な影響を及ぼし、一部の患者はこの短いG-TEPの治療だけで症状がなくなった。著者らは、G-TEPが外来では単独の介入として使え、精神科病棟で複数の治療を組み合わせた治療にも容易に組み込めるとし、症状の悪化と疾患の慢性化を防ぎうるため(ドイツの)医療制度に導入すべきだと述べている。
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