Response of patients with complex forms of PTSD to highly intensive trauma treatment: A clinical cohort study.
この研究について調べられているのはEMDR単独ではなく、EMDR・曝露・ヨガを組み合わせた5日間の集中プログラムです。EMDRだけの効果とは分けられません。
効果を検証した研究対象:PTSD前向きコホート・縦断研究
- 著者
- Méndez M.Z.・Nijdam M.J.・Heide F.J.J.T.・van der Aa N.・Olff M.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 676-684頁
- 発行年月日
- 2024年7月25日
- PMID
- 39052412
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 前向きコホート・縦断研究
この研究のまとめ
P|対象
5日間の集中プログラムに参加したPTSDの患者。解離型PTSDと複雑性PTSDの疑いのある患者を含む。
E|介入
EMDR・実生活内曝露・トラウマに配慮したヨガから成る5日間の高強度集中治療プログラム。
C|比較
比較対照:通常のPTSD患者との比較。臨床コホート研究。解離型はCAPS-5、複雑性PTSDの暫定診断は国際トラウマ質問票で評価。主要評価項目はプログラム開始時と終了1週後のPCL-5。
O|結果
解離型PTSD(d=0.85)と複雑性PTSDの疑い(d=0.85)の両群とも、PTSD症状の重症度の減少という点で有意な恩恵を受けており、その減少の大きさはPTSDの患者と有意に異ならなかった。著者らは、複雑性の高い両方の形のPTSDの患者も、ごく短期の集中治療プログラムから恩恵を受けうるとし、解離型PTSDと複雑性PTSDの診断は初期の症状の重さを評価するうえで有用だが、集中治療から恩恵を受ける妨げにはならないと述べている。
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