Eye movements desensitization and reprocessing with finger movements and Elite mobile health software on guilt feeling of parents of children with autism: A randomized trial.

この研究についてPTSDではなく、自閉症のお子さんをもつ親御さんの罪悪感が対象です。比べた相手は何も受けない群なので、他の治療より優れているかは分かりません。標準の手順ではなく、刺激をどう与えるかを変えた2つの版どうしの比較です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Rashidi H.・Sadeghian E.・Shamsaei F.・Tapak L.・Seyedi M.
掲載誌
Journal of psychiatric and mental health nursing
巻号ページ
32巻1号89-101頁
発行年月日
2024年7月26日
PMID
39056559
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

自閉症の子どもの親90名(母60名・父30名)。イラン。

E|介入

EMDR。指の動きによる両側性刺激を用いる群と、Eliteというモバイル・ヘルスのソフトウェアによる両側性刺激を用いる群。45分×週1回を3週間。

C|比較

比較対照:介入を受けない対照群。無作為割付。質問紙で罪悪感を測定し、30日後に追跡。

O|結果

介入前の段階では実験群と対照群の罪悪感の平均得点に有意差は認められなかった(p>0.05)。しかし介入の直後と1か月後には、実験群の罪悪感の平均得点が対照群より有意に低かった(p<0.05)。介入の直後と1か月後のいずれも、2つの実験群の間に有意差は認められなかった(p>0.05)。著者らは、追跡の段階では効果の持続という点で、指の動きによる両側性刺激のほうがソフトウェアより有効に見えると述べている。

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