Distress variability during exposure therapy and its relationship with PTSD symptom decline.

この研究について治療の効き目そのものではなく、面接中の苦痛の揺れが改善を導くのかを調べた解析です。導いてはいなかった、という結果でした。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他
著者
Kooistra M.J.・Hoeboer C.M.・Oprel D.A.C.・Schoorl M.・van der Does W.・van Minnen A.・de Kleine R.A.
掲載誌
Journal of behavior therapy and experimental psychiatry
巻号ページ
論文番号101983
発行年月日
2024年8月3日
PMID
39133979
技法
PE
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

持続エクスポージャー療法を14〜16回受けたPTSDの患者86名。

E|介入

持続エクスポージャー療法(セッション内の苦痛の変動が次のセッションの症状低下を予測するかを調べる対象)。

C|比較

比較対照:なし。動的パネルモデルで、セッション内の苦痛の変動とPTSD症状の低下の時間的関係(個人内)と平均的な関係(個人間)を検討。

O|結果

時間的な解析では、セッション内の苦痛の変動はPTSD症状の改善に先行していなかった。一方、平均的な解析では苦痛の変動が症状の改善と関連していた。苦痛の変動の操作的定義は理論的な概念からずれていたようだと著者らは述べている。所見は、セッション内の苦痛の変動が治療中の症状低減を駆動するわけではないことを示唆するが、参加者全体で平均すると、セッションをまたいで苦痛の変動が大きい人ほど治療反応が良いことを示唆するとしている。

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