Reducing intrusive memories and promoting posttraumatic growth with Traveler: A randomized controlled study.
この研究について検証されているのはEMDRそのものではなく、その手順を組み込んだゲームです。対象は患者さんではない若い方で、臨床で使えるかはこれからだと著者らも書いています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Yu Y.・Zhang X.・Xue Y.・Ni S.
- 掲載誌
- Applied psychology. Health and well-being
- 巻号ページ
- 16巻4号2283-2301頁
- 発行年月日
- 2024年8月23日
- PMID
- 39176433
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
若年成人105名。患者ではない一般の参加者。
E|介入
シリアスゲーム「Traveler」(視空間干渉の原理、テトリスの中核要素、EMDRの重要な段階を組み込んだゲーム。1回)。
C|比較
比較対照:待機リスト群と、書字曝露療法5回の群。3群への無作為割付。侵入記憶(トラウマ画像の鮮明さ・嫌悪感・フラッシュバックの頻度と影響)と心的外傷後成長を測定し、30日後まで追跡。
O|結果
Traveler は侵入記憶の低減と心的外傷後成長の促進において、統制群と書字曝露療法群を有意に上回り、その効果は30日後の追跡時にも持続していた。著者らは、Traveler がトラウマ後の反応に対する有望な短期・早期の介入技法になりうるとしつつ、臨床応用の可能性にはさらなる検討が必要だとしている。
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