Predictors of evidence-based psychotherapy initiation among veterans with co-occurring PTSD and substance use disorder.

この研究について治療の効果を調べた研究ではありません。どのような方が治療を開始しやすい/しにくいかを、約40万人分の診療記録から調べたものです。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査全文が読めます
著者
Somohano V.C.・Cameron D.・Lewis M.M.・O'Neill A.・Phillips R.・Kaplan J.・O'Neil M.E.
掲載誌
Frontiers in psychiatry
巻号ページ
15巻1142-1149頁
発行年月日
2024年8月16日
PMID
39220182
技法
PE
研究デザイン
後ろ向きコホート・診療記録調査

この研究のまとめ

P|対象

VAの電子診療記録から抽出した、PTSDのある退役軍人301,872名と、PTSDに物質使用症(SUD)を併存する退役軍人94,515名。

E|介入

CPT(認知処理療法)または持続エクスポージャー療法(PE)。根拠にもとづく心理療法(EBP)の開始の有無を検討。

C|比較

比較対照:物質使用症の併存の有無による開始率の比較。一般化推定方程式により、患者側・施設側の特性と開始の関連を解析。

O|結果

物質使用症の併存の有無による根拠にもとづく心理療法の開始に、有意差は認められなかった(オッズ比 = 1.00、p = 0.985)。PTSDと物質使用症を併存する退役軍人のうち、双極症の併存(オッズ比 = 0.83、p = 0.000)、精神症性障害の併存(同 0.69)、公務起因の認定(同 0.94)、女性であること(同 0.87)、60歳以上であること(同 0.57)は、治療を開始する見込みの低さと関連していた。一方、不安症の併存(同 1.06、p = 0.020)、軍隊内性的トラウマの既往(同 1.95)、自殺の高リスク(同)は開始の見込みの高さと関連していた。

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抄録

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