Coping styles in refugees with PTSD: Results from a randomized trial comparing EMDR therapy and stabilization.

この研究について治療の効果ではなく、ものごとへの対処の仕方が治療の効き方を左右するかを調べた研究です。いずれも関連は認められませんでした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
van Heemstra H.・van der Aa N.・Mooren T.・Medema D.・Vink G.・Knipscheer J.・Moradi A.・Kleber R.・Heide J.J.T.
掲載誌
PloS one
巻号ページ
19巻9号116-130頁
発行年月日
2024年9月16日
PMID
39283836
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある難民72名。

E|介入

EMDR(12時間)。

C|比較

比較対照:安定化(12時間)。無作為割付の二次解析。COPE-easy による対処スタイルとCAPS-IVによるPTSDを治療前後と3か月後に測定。回帰分析・t検定・混合計画分散分析。

O|結果

治療前の対処スタイルの水準とPTSD症状の変化の間に有意な関連は認められなかった。また対処スタイルの水準は、いずれの治療の後にも有意に変化しなかった。著者らは、仮説に反して治療が対処スタイル(の変化)と関連するという証拠は得られなかったとし、短期の治療を受ける難民については治療前の対処スタイルに取り組むことがPTSDの軽減に必要でないかもしれないと述べている。対処スタイルを変えるには、より長いか異なる種類の治療が要るかもしれないとしている。

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