Family therapy and EMDR after child abuse and neglect: moderating effects of child attachment style and PTSD symptoms on treatment outcome.
この研究について12名の事例の研究で、比べる相手の群はありません。調べられているのはEMDR単独ではなく、家族療法と組み合わせたモデルです。これまでの治療で良くならなかったお子さんが対象です。
効果を検証した研究症例報告・事例研究全文が読めます
- 著者
- van der Hoeven M.L.・Bouwmeester S.・Schlattmann N.E.F.・Lindauer R.J.L.・Hein I.M.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 15巻1号207-222頁
- 発行年月日
- 2024年10月25日
- PMID
- 39450451
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
虐待・ネグレクトの既往があり、根拠にもとづくトラウマ治療に反応しなかった6〜12歳の子ども12名。
E|介入
家族療法とEMDRを組み合わせた新しい統合的治療モデル。トラウマ処理の障害にまず取り組む。
C|比較
比較対照:なし。多層ベースラインABC単一事例実験デザイン。愛着スタイルとPTSDの中核症状群で4群に分け、群間と経時変化、交互作用を非パラメトリック並べ替え検定で比較。
O|結果
無秩序型の愛着スタイルの子どもは、外傷後ストレス症状を除いて全般に症状が重かった。治療は、無秩序型ではない愛着スタイルの子ども、とくに無秩序型ではない愛着スタイルで再体験を中核症状群とする子どもに対して、より有効に働くように見えた。著者らは、虐待・ネグレクトの後に複雑な症状の組み合わせを呈した子どもの治療の難しさを強調し、革新的な介入の継続的な開発を求めている。
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