Efficacy of trauma-focused therapies for post-traumatic stress disorder in disaster-affected regions: insights from Minamisoma, Japan.
この研究について比べる相手の群はなく、診療記録をさかのぼって調べたものです。主に示されているのは症状ではなく、43.2%という途中でやめた方の割合です。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査
- 著者
- Hori A.・Tsubokura M.
- 掲載誌
- Radiation protection dosimetry
- 巻号ページ
- 200巻16-18号1532-1536頁
- 発行年月日
- 2024年11月13日
- PMID
- 39540510
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 後ろ向きコホート・診療記録調査
この研究のまとめ
P|対象
PTSDの患者。福島県南相馬市の精神科クリニック。2016年4月〜2021年3月の診療記録。
E|介入
持続エクスポージャー療法をはじめとするトラウマ焦点化心理療法。
C|比較
比較対照:なし。診療記録の分析。
O|結果
著者らは、最初の5年間にPTSDの患者の43.2%という有意な脱落率を同定した。この所見は、PTSDの発生が顕著に高い被災地域における持続エクスポージャー療法のようなトラウマ焦点化治療の課題と有効性を浮かび上がらせている。著者らは、日本の医療制度における包括的な心理療法の限られた給付を考慮したうえで、こうした文脈でPTSDに応えうる強固な治療の枠組みを確立する必要を強調している。
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