Identifying predictors of long-term treatment outcomes using narratives from written exposure therapy and cognitive processing therapy for PTSD.
この研究について治療の効果ではなく、患者さんが書いた文章の内容から、1年以上あとの改善を予測できるかを調べた研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Shayani D.R.・Alpert E.・Barnes J.B.・Sloan D.M.・Hayes A.M.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 17巻8号1808-1817頁
- 発行年月日
- 2024年12月12日
- PMID
- 39666474
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある成人113名。
E|介入
認知処理療法(CPT)12セッション(53名)。
C|比較
比較対照:筆記曝露療法(WET)5セッション60名。無作為割付。患者が書いた語りをCHANGEコーディングで符号化し、60週後の長期転帰の予測因子を検討。
O|結果
筆記曝露療法では、適応的(バランスの取れた健全な)信念の平均水準が高いことが60週時点のPTSD症状の低さと、追跡期間中の症状の低下を予測した。認知処理療法では、否定的な情動の平均水準の高さと自己への肯定的な見方が60週時点の良好な転帰を予測し、絶望感の低さも同様で、これは追跡期間中の症状の低下も予測した。著者らは、認知の変化を直接扱わない筆記曝露療法でも適応的な処理が生じており、情動的な関与と認知の変化のいずれも認知処理療法の成果の維持に役立つ可能性があるとしている。
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