Eye Movement Desensitization and Reprocessing: Efficacy in Improving Clinical, Neuropsychological, and Quality of Life in Women Victims of Violence.
この研究についてPTSDの診断ではなく、暴力の被害を受けた女性が対象です。EMDRが比べた相手の技法に全面的に優る結果なので、行う側の慣れの差も考えに入れて読む必要があります。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Meneses A.Y.M.・Fernández-Gonzalo S.・Vicente M.J.
- 掲載誌
- Women's health reports (New Rochelle, N.Y.)
- 巻号ページ
- 6巻1号984-996頁
- 発行年月日
- 2024年12月6日
- PMID
- 39758524
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
身体的・心理的・性的な暴力に曝された女性120名。エクアドル。
E|介入
EMDR。10セッション。
C|比較
比較対照:NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。無作為化実験研究。臨床・神経心理・生活の質の広範な検査を介入の前後に実施。
O|結果
NETで治療された群と比べて、EMDRを受けた群は不安(p=0.001)・抑うつ(p=0.001)・外傷後症状(p=0.002)のより大きな減少を達成した。さらに生活の質の指標(p=0.001)、作業記憶の遂行(p=0.000)、実行機能の検査(p=0.000)もNETより向上した。著者らは、EMDRがジェンダーにもとづく暴力の被害を受けた女性の外傷後の臨床症状の減少、生活の質の向上、認知的な遂行の改善においてNETより有効であることが示されたとし、推定した社会人口統計学的な要因の大半にわたって治療反応が独立していたため、エクアドルの女性の地域社会でより広い到達をもつ療法だと述べている。
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