MDMA-Assisted Therapy for Post-Traumatic Stress Disorder: Regulatory Challenges and a Path Forward.

この研究について主題はEMDRではなくMDMAを用いた治療です。EMDRは効果が示されている心理療法の一つとして名前が挙がっています。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説全文が読めます
著者
Singh B.
掲載誌
CNS drugs
巻号ページ
39巻4号339-343頁
発行年月日
2025年2月15日
PMID
39955464
技法
EMDR
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある成人。

E|介入

MDMA支援療法(MDMA-AT)。EMDRは有効性が示された心理療法の一つとして言及される。

C|比較

比較対照:なし。MDMA支援療法の可能性と規制上の課題の概観。

O|結果

本稿は、トラウマの生涯曝露率が単回で70%・複数回で31%と推計され、PTSDの生涯有病率が6.8%であることを整理したうえで、米国食品医薬品局(FDA)が承認したPTSDの薬剤はパロキセチンとセルトラリンの2つのみであり、トラウマフォーカスト認知行動療法・持続エクスポージャー療法・EMDRといった心理療法が効力を示していると述べている。MDMA支援療法は第3相の無作為化比較試験で有意なPTSD症状の減少を示し、参加者の約70%が診断基準を満たさなくなった。しかし2024年にFDAは承認に反対票を投じ、盲検化の失敗、QT延長や乱用可能性の安全性評価の欠如といった試験設計への懸念、および不正行為の疑いへの懸念を理由に挙げた。

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