Eye movement desensitization and reprocessing for posttraumatic stress disorder following acquired brain injury: A multiple baseline single case experimental design study across four cases.
この研究について脳の損傷がある4名を対象にした単一事例の実験です。比べる相手の群はありません。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究全文が読めます
- 著者
- Janssen E.P.J.・Spauwen P.J.J.・Rijnen S.J.M.・Ponds R.W.H.M.
- 掲載誌
- Neuropsychological rehabilitation
- 巻号ページ
- 35巻8号1622-1650頁
- 発行年月日
- 2025年3月4日
- PMID
- 40036114
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
後天性脳損傷(外傷性脳損傷2名・脳卒中2名)のあるPTSDの4名。
E|介入
EMDR。手引きに沿った標準の手順。
C|比較
比較対照:なし。非同時的な多層ベースラインの単一事例実験デザイン。ベースライン・治療・維持・3か月後の各期を視覚的解析、Tau-U(効果の大きさの指標)、信頼できる変化指標で評価。
O|結果
4名全員でPTSD症状の有意な減少が認められ、維持期にも続き、追跡時にも保たれていた。参加者はいずれもPTSDの分類基準を満たさなくなり、治療後と追跡時のPTSD重症度得点に信頼できる改善を示した。有害事象は生じず、EMDRの手順の調整も不要であった。全般的な精神的健康と認知機能には一貫した改善は認められなかった。
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