A Randomized Clinical Trial of Prolonged Exposure Therapy With and Without Topiramate for Comorbid PTSD and Alcohol Use Disorder.
この研究について検証されているのは持続エクスポージャー療法そのものではなく、薬(トピラマート)を加える上乗せの効果です。両群とも持続エクスポージャー療法を受けています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Norman S.B.・Luciano M.T.・Panza K.E.・Davis B.C.・Lyons M.・Martis B.・Matthews S.C.・Angkaw A.C.・Haller M.・Lacefield K.・Brody A.L.・Schnurr P.P.
- 掲載誌
- The American journal of psychiatry
- 巻号ページ
- 182巻5号452-462頁
- 発行年月日
- 2025年3月19日
- PMID
- 40103353
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDとアルコール使用障害を併せもつ米国の退役軍人100名(平均45歳、84%が男性)。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)12セッションにトピラマート(最大250mg)を加える。
C|比較
比較対照:PEに偽薬を加える群。二重盲検・偽薬対照の外来臨床試験。16週間の治療。治療後と3・6か月後に飲酒とPTSD重症度を評価。
O|結果
大量飲酒日の割合は両条件とも有意に減少したが、群間有意差は認められなかった。PTSD得点は治療後の評価でトピラマート併用群のほうが偽薬併用群より低かったが、追跡時には有意差が認められなかった。PTSD診断の消失と意味のある症状変化についても同じ傾向であった。副次評価項目(抑うつ・生活の質)の変化に群間有意差は認められなかった。著者らは、トピラマートの効果が長期の追跡では維持されなかったため、投与期間の延長など効果を持続させる方策が有用かもしれないと述べている。
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