The pain of PTSD: integrating persistent or chronic pain within emotional processing theory of posttraumatic stress disorder.
この研究について新しい治療の効果を測ったものではなく、PTSDと慢性疼痛の関係を説明する理論の提案です。
対象:PTSD論説・コメンタリー全文が読めます
- 著者
- Hellman N.・Haft S.M.・Woodbury A.・Sherrill A.M.・Rauch S.A.M.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 1-15頁
- 発行年月日
- 2025年4月1日
- PMID
- 40168176
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 論説・コメンタリー
この研究のまとめ
P|対象
PTSDと慢性疼痛を併存する人。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)とその理論的基盤である情動処理理論(EPT)。
C|比較
比較対照:なし。慢性疼痛症状を情動処理理論の枠組みのなかで概念化し、併存の共通する成因と治療のモデルを提案。実在の患者にもとづく事例と治療計画を併載。
O|結果
著者らは、PTSDと慢性疼痛が、(1)PTSDにおけるトラウマ記憶と想起手がかりの回避が陰性感情の低減(消去)と抑制学習を妨げること、(2)慢性疼痛における身体的痛みの回避が痛みを増し機能を下げること、という並行する回避過程によって維持されると論じている。そのうえで、両者の症状を情動処理理論の枠組みのなかで扱う概念化を示し、PTSDと痛みのある患者に持続エクスポージャー療法(PE)を用いる提供者向けの推奨と、実在の患者にもとづく事例・治療計画を提示している。
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