Effects of eye movement desensitisation and reprocessing on depressive symptoms, stress and rumination in adolescents with depression: a randomised controlled trial.

この研究についてPTSDではなく、うつ病の10代の方が対象です。調べられているのはEMDR単独ではなく、薬に加えたときの上乗せの効果で、どちらの群も薬を飲んでいます。30名と小規模です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Zheng S.・Shen Y.・Geng F.・Ye M.・Song S.・Wang R.・Zhang S.・Ou Y.・Zhou X.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
論文番号2488558
発行年月日
2025年4月17日
PMID
40243164
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

ストレスの多い生活上の出来事を経験した、うつ病の青年30名。

E|介入

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)にEMDRを加える群(15名)。週3回×2週間で計6セッション、各60分。

C|比較

比較対照:SSRI単独の群15名。無作為割付。主要評価項目はハミルトンうつ病評価尺度17項目版(HAMD-17)と出来事インパクト尺度(IES-R)。副次は反すう反応尺度(RRS)とローゼンバーグ自尊感情尺度(SES)。

O|結果

反復測定分散分析により、子どものHAMD-17・IES-R・RRSの得点に時間と群の有意な交互作用が認められた(いずれもp<0.05)。線形混合モデルでは、IES-R得点の上昇が抑うつの水準の上昇と関連し(推定値0.104、p=0.019)、SES得点の上昇が抑うつの水準の低下と関連した(推定値−0.298、p=0.021)。著者らは、ストレスの多い出来事を経験したうつ病の青年への薬物療法にEMDRを加えることで、出来事の影響の程度、抑うつ症状、反すう思考を効果的に減らせると述べている。

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