Effectiveness of Eye Movement Desensitization and Reprocessing (EMDR) in Treating Borderline Personality Disorder: A Randomized Controlled Trial.
この研究についてPTSDではなく境界性パーソナリティ症が対象です。76名が参加しましたが最後まで受けたのは18名だけで、脳波の比較は2名のみです。結果はごく限られた人数にもとづくものです。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Nvo-Fernandez M.・Salas F.・Miño-Reyes V.・Ahumada-Méndez F.・Medina P.・Avello D.・Landim S.F.・Via M.・Napolitano N.・Leiva-Bianchi M.
- 掲載誌
- Alpha psychiatry
- 巻号ページ
- 26巻2号 論文番号40031
- 発行年月日
- 2025年4月28日
- PMID
- 40352071
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
境界性パーソナリティ症の患者。76名が参加し18名(78%が女性)が完遂。
E|介入
EMDR(8名)。遠隔でのセッション。
C|比較
比較対照:認知行動療法10名。無作為割付。国際トラウマ質問票(ITQ)・PAI境界性特徴尺度(PAI-BOR)・外傷後成長尺度(PTGI)で評価。オドボール課題による行動・脳波水準の注意の評価も実施。
O|結果
EMDRと認知行動療法はいずれもトラウマ症状・境界性パーソナリティ症の症状・外傷後成長を有意に改善した。効果量はITQ(η²=0.615)とPTGI(η²=0.610)で中程度、PAI-BOR(η²=0.147)で低かった。症状のある参加者はITQ(p=0.006)とPAI-BOR(p=0.047)の得点が減少し、PTGIの得点が上昇した(p=0.028)。EMDRは反応の正確さと速さにも利点を示し、2名(治療あり・なし)の比較で正答率97%であった。ただし両参加者から完全にきれいな脳波データは得られなかった。
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