Brief intensive EMDR therapy for PTSD in adults with mild intellectual disability or borderline intellectual functioning and behavioural problems: a multiple baseline design study.

この研究について11名と非常に小規模で、比べる相手の群はありません。標準のEMDRではなく、治療者が交代で1日に2回ずつ進める短期集中の版です。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Versluis A.・de Jongh A.・Mevissen L.・Schuengel C.・Bakkum L.・Didden R.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
14巻1号 論文番号2495642
発行年月日
2025年5月19日
PMID
40387140
技法
EMDR
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

軽度知的能力障害(IQ50-70)または境界知能(IQ70-85)があり、PTSDと重度の行動上の問題を併せもつ成人11名。

E|介入

短期集中のEMDR。6名の治療者が交代で担当し、1日2回・最長2週間で最大16セッション。

C|比較

比較対照:なし。無作為化した非同時的な多層ベースライン被験者間デザイン。主要評価項目はPTSD症状の重症度・PTSDの診断状態・有害事象。副次は行動上の問題の頻度と重症度・適応行動の有無・非自発的なケアの使用。無作為化検定で統計的有意性を検討。

O|結果

交代制の治療者チームによる短期集中のEMDRは、PTSD症状の有意な減少をもたらし(平均差15.84、p<0.001)、11名中9名が治療直後と9週後の追跡でPTSDの診断基準を満たさなくなった。無作為化検定では、適応行動、行動上の問題の頻度と重症度に有意な変化は認められなかった。非自発的なケアの使用の減少も観察されなかった。1名が脱落し、有害事象は観察されなかった。

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