Nonpharmacological treatments of Post-Traumatic Stress Disorder (PTSD) among children and adolescents: A scoping review.
この研究についてこのまとめは、TF-CBTとEMDRを「すでに標準の治療として確立している」として除外したうえで、それ以外の治療を集めたものです。TF-CBTの効果を示すものではありません。
効果を検証した研究対象:PTSDスコーピングレビュー
- 著者
- Weber C.・Bazzi O.・Purper-Ouakil D.・Fongaro E.・Kerbage H.
- 掲載誌
- L'Encephale
- 巻号ページ
- 51巻5号566-574頁
- 発行年月日
- 2025年5月23日
- PMID
- 40413071
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- スコーピングレビュー
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある子どもと青年。60件の研究。
E|介入
非薬物的な治療(持続エクスポージャー療法・併用療法・学校を基盤とする療法など)。TF-CBTとEMDRは標準的治療として確立済みのため除外されている。
C|比較
比較対照:なし。PubMed・Web of Science・Embaseを検索し、4,570件から60件を選定。GRADEで各療法の証拠の水準を評価。
O|結果
本レビューは60件の研究を組み入れている。大半の治療は心理教育・支援・対処スキル・トラウマの語りを異なる方略で用いるものであった。併用療法、持続エクスポージャー療法、学校を基盤とする療法について大規模な研究が見いだされ、とくに集団的な外傷的出来事の場合に顕著であった。集団的な外傷的出来事では集団療法の利用が優勢であった。大半の研究は検証された療法が有効だったと報告している。GRADEによる証拠の水準の評価では、とくに持続エクスポージャー療法について注目すべき所見が得られた。著者らは、単一か集団かという外傷的出来事の型に応じた心理療法の特異性を強調し、子どもと青年のPTSDの管理の指針となる治療アルゴリズムを開発したと述べている。
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