Reliable symptom worsening among veterans receiving cognitive processing therapy or prolonged exposure therapy for posttraumatic stress disorder in routine Veterans Health Administration care.
この研究について治療の効果ではなく、治療中に症状が悪くなる人がどれくらいいるかを調べた研究です。約2割で悪化が認められています。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査全文が読めます
- 著者
- Holder N.・Batten A.・Shiner B.・Neylan T.C.・Maguen S.
- 掲載誌
- Journal of affective disorders
- 巻号ページ
- 387巻129-133頁
- 発行年月日
- 2025年5月24日
- PMID
- 40419155
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 後ろ向きコホート・診療記録調査
この研究のまとめ
P|対象
2018年1月〜2023年1月に米国退役軍人保健局でPTSDの根拠にもとづく心理療法を開始し、PCL-5の測定がある退役軍人25,768名。
E|介入
PE(持続エクスポージャー療法)または認知処理療法。
C|比較
比較対照:なし。全国の電子診療記録から抽出。確実な症状悪化をPCL-5の10点上昇と定義し、階層ベイズのゼロ過剰二項ロジスティック回帰でモデル化。
O|結果
確実な症状悪化を経験したのは22.9%だった。ただし、属性・軍歴・臨床・サービス提供の特性の大半は、確実な症状悪化とほとんど関連していなかった。著者らは、トラウマについて話すことで症状が悪化するのではないかという退役軍人と臨床家の懸念を背景に、通常の臨床実践での頻度と関連要因を調べたものだと述べている。
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