Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia With Prolonged Exposure Compared to Sleep Hygiene and Prolonged Exposure: A Randomized Controlled Trial.
この研究について検証されているのは持続エクスポージャー療法そのものではなく、不眠の治療を加える上乗せの効果です。両群とも持続エクスポージャー療法を受けています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Colvonen P.J.・Hunt C.・Park J.・Angkaw A.C.・Gehrman P.・Clare K.・Norman S.B.
- 掲載誌
- The Journal of clinical psychiatry
- 巻号ページ
- 86巻3号
- 発行年月日
- 2025年6月4日
- PMID
- 40488726
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
不眠症(ISI 11点以上)とPTSDを併存する退役軍人94名(男性76.6%、白人52.1%、平均40.0歳)。2017年1月〜2023年3月に登録。
E|介入
不眠に対する認知行動療法(CBT-I)と持続エクスポージャー療法を統合した治療(CBTI-PE)を12週間。
C|比較
比較対照:睡眠衛生指導と持続エクスポージャー療法(hygiene-PE)。無作為割付。CAPS-5・PCL-5、生活の質(WHOQOL)、不眠重症度を治療前・5週・治療後・3か月後に評価。
O|結果
PTSD症状は大半の参加者で有意に減少したが、治療群による有意差は認められなかった(p=0.844)。生活の質は全体として上昇し、その改善はCBT-I併用群のほうが大きかった。不眠重症度は低下し、睡眠効率と総睡眠時間は増加したが、いずれもCBT-I併用群のほうが統計的にも臨床的にも大きな変化を示した(p<0.001)。
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