A Randomized Comparison Trial Testing Two Culturally Adapted HIV Prevention Approaches for Native Americans Reducing Trauma Symptoms Versus Substance Misuse.
この研究についてHIVの予防が主な狙いで、PTSDの治療はその手段の一つとして位置づけられています。標準のTF-CBTではなく、文化に合わせて調整した版です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Pearson C.R.・Huh D.・Bedard-Gilligan M.・Walker D.・Marín R.A.・Saluskin K.・Kaysen D.
- 掲載誌
- AIDS and behavior
- 巻号ページ
- 29巻10号3298-3312頁
- 発行年月日
- 2025年6月17日
- PMID
- 40524112
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
16歳以上の地方在住のアメリカ先住民125名。性的に活動があり、PTSDの疑いと物質乱用がスクリーニングで確認された人。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。PTSDを標的とする。文化に合わせて調整し、地域のカウンセラーが最大6セッション実施。
C|比較
比較対照:動機づけ面接とCBT技能訓練の組み合わせ(MIST、物質乱用を標的とする)。無作為割付。主要評価項目はPTSD重症度、性的パートナーの人数、性交の頻度、物質使用下の性交、全体の物質使用。
O|結果
両治療とも、追跡時点でPTSD重症度、危険な性行動、性的パートナーの人数、HIV感染状況の不明な相手との性交、物質使用の症状を減らした。ただしNETのほうがMISTより、とくに危険な性行動と物質使用の低減で効果が大きかった。著者らは、PTSD症状と物質乱用のどちらに取り組む介入でも、HIVの性的リスク行動を効果的に減らせることを示すとしている。
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