Effectiveness of an eye movement desensitization and reprocessing intervention for the prevention of post- traumatic symptoms in perinatal loss: a randomized pilot controlled trial.

この研究についてPTSDの治療ではなく、周産期にお子さんを亡くされた後の予防が目的です。40名と小規模で、症状の指標では差は出ていません。標準のEMDRではなく、最近の出来事に向けたR-TEPという版です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Sureda-Caldentey B.・Garcia-Gibert C.・Martínez A.・Giménez Y.・Segú X.・Mallorquí A.・Gelabert E.・Roca-Lecumberri A.・Torres-Giménez A.
掲載誌
Frontiers in psychiatry
巻号ページ
16巻 論文番号1593306
発行年月日
2025年6月9日
PMID
40551815
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

周産期に子を亡くした女性40名。三次大学病院の母体胎児医学部門。

E|介入

EMDRの最近の外傷エピソード手順(EMDR-RTEP、20名)。外傷後症状の予防を目的とする。

C|比較

比較対照:通常治療(20名)。単施設・非盲検のパイロット無作為化比較試験。外傷後・抑うつ・不安・周産期の悲嘆の症状を治療前と喪失の3か月後に標準化された尺度で評価。治療前の得点を共変量とする共分散分析によるintention to treat 解析。

O|結果

EMDR-RTEPを受けた女性は、通常治療を受けた女性より治療後の全ての転帰で得点が低かったが、有意ではなかった。満足度の尺度(CRES-4)では、EMDR-RTEPを受けた女性のほうが情動の変化を大きく感じていた(U=69.5、p=0.011)。著者らは、EMDR-RTEPが実施可能で、周産期に子を亡くした女性によく受け入れられ耐えられる介入であり、満足度も適切だとしつつ、この結果を確かめるにはより大きな標本の研究が必要だと述べている。

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