Sequenced psychotherapy improves evidence-based trauma-focused psychotherapy initiation and retention in a national sample of veterans.
この研究について治療の効果ではなく、治療にたどり着けるかどうかを調べた研究です。無作為に割り当てたものではないので、先に別の治療を受けた方とそうでない方の違いが結果に影響している可能性があります。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査全文が読めます
- 著者
- Wolfe W.R.・Staudenmeyer A.・Cloitre M.・Hubbard A.・Schmitz M.・Mohlenhoff B.・Maguen S.・Neylan T.C.
- 掲載誌
- Psychiatry research
- 巻号ページ
- 351巻242-260頁
- 発行年月日
- 2025年6月24日
- PMID
- 40592202
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 後ろ向きコホート・診療記録調査
この研究のまとめ
P|対象
2014年10月1日〜2020年11月30日にVAでPTSDの治療を開始した退役軍人490,097名。
E|介入
CPT(認知処理療法)または持続エクスポージャー療法(PE)。トラウマ焦点化治療の前に、トラウマ非焦点化の個人(SPI)または集団(SPG)心理療法を8セッション以上行う「順序づけた心理療法(SP)」の効果を検討。
C|比較
比較対照:順序づけた心理療法を経ない場合との比較。VAの管理データを用い、自己報告による人種・民族、多量飲酒(AUDIT-C ≥6)、自殺念慮(PHQ9 Q9>1)の別に、治療開始から2年間の開始率と継続率を解析。
O|結果
全国で、PTSDの治療に入った退役軍人のうち21か月以内に根拠にもとづく治療を開始したのは12.9%だった(CPT 9.5%、PE 3.4%)。そのうち治療の継続(8セッション以上)はそれぞれ46.4%と42.3%だった。順序づけた個人・集団心理療法は、人種・民族およびリスク群をまたいで、CPTとPEの開始率を0.4〜6.8ポイント高めることと関連していた。順序づけた個人心理療法は、CPTとPEの継続率をそれぞれ8.0ポイント高めることと関連していた。
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