Disentangling eye movement desensitization and reprocessing mechanisms of action: The impact of eye movements in the eye blink conditioning task.

この研究について患者さんではなく健康な方が対象の、実験室での基礎研究です。EMDRそのものではなく、その一部である眼の動きだけを取り出しています。
効果を検証した研究実験研究(アナログ・健常者)全文が読めます
著者
Folch-Sanchez D.・Blithikioti C.・Nuño L.・Barrio P.・Borràs R.・Blanco L.・Piazza F.・Balcells-Oliveró M.・Miquel L.
掲載誌
Psychology and psychotherapy
巻号ページ
10巻1号1005-1016頁
発行年月日
2025年7月3日
PMID
40611440
技法
EMDR
研究デザイン
実験研究(アナログ・健常者)

この研究のまとめ

P|対象

健常な参加者39名(眼球運動群20名・対照群19名)。

E|介入

水平の眼球運動。消去段階の初めに実験者の指を追う。

C|比較

比較対照:特定の課題を行わない対照群。無作為割付。瞬目条件づけ(EBC)課題。条件反応の生起率・開始時間・強度を反復測定の一般化多水準混合効果で解析。

O|結果

眼球運動群では消去学習が加速し、消去の最初のブロックにおける条件反応の生起確率は18.2%で、対照群の40.9%より低かった(p=0.007)。著者らは、水平の眼球運動が瞬目条件づけ課題における消去の過程を速めることを示すとし、連合学習と記憶を調べるこの枠組みが、EMDRの治療中に外傷体験を脱感作する作用機序を調べる客観的な指標になりうると述べている。

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