Childhood sexual abuse in first-episode psychosis: The relevance in cognitive bias.
この研究について治療は行われていない調査です。EMDRは考察のなかで今後の方略の候補として名前が挙がっているだけです。
効果を検証した研究症例対照研究
- 著者
- Vila-Badia R.・Espinosa V.・Colomer-Salvans A.・Serra-Arumí C.・Corbella-Sotil A.・Del Cacho N.・Butjosa A.・Ochoa S.・Cuevas-Esteban J.・Muñoz-Samons D.・Group P.・Usall J.
- 掲載誌
- Schizophrenia research
- 巻号ページ
- 283巻98-106頁
- 発行年月日
- 2025年7月10日
- PMID
- 40645106
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 症例対照研究
この研究のまとめ
P|対象
初回エピソード精神病の患者85名と健常対照87名。スペイン。
E|介入
(介入なし。認知バイアスと子ども時代の性的虐待の関連を調べる)
C|比較
比較対照:健常対照87名。精神病の認知バイアス質問票(CBQp)と子ども時代トラウマ質問票(CTQ)で評価し、社会人口学的・臨床的な交絡を調整。
O|結果
初回エピソード精神病の参加者は、健常対照より高い水準の認知バイアスを示した(p = 0.006)。脅威場面・異常知覚・意図性・結論への飛躍・感情的推論の各下位尺度でも高かった一方、破局視と二分法的思考では有意差は認められなかった。初回エピソード精神病の参加者は子ども時代の性的虐待の頻度も高く報告した(p = 0.024)。回帰モデルでは、子ども時代の性的虐待は二分法的思考と感情的推論のバイアスと関連し、年齢・教育・精神病症状・知覚されたストレスを調整しても残った。著者らは、早期精神病への介入でトラウマ歴に取り組むことの重要性が示され、メタ認知トレーニングやEMDRのような方略が強調されるとしている。
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