Can Interpersonal Trust Predict and Account for Symptom Change During Group Cognitive Processing Therapy for PTSD? An Investigation of the Iterated Trust Game.

この研究について治療の効果ではなく、人を信じられるようになることが良くなる仕組みなのかを調べた研究です。標準の認知処理療法ではなく、集団で行う版です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Williams M.W.・Hunt C.・Graham D.P.・Estey M.・Smith L.・McCurry K.・King-Casas B.・Chiu P.
掲載誌
Journal of clinical psychology
巻号ページ
17巻4号1118-1128頁
発行年月日
2025年7月22日
PMID
40694387
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある退役軍人60名。

E|介入

集団の認知処理療法(GCPT)。12週間(37名)。

C|比較

比較対照:同じ長さの通常治療の待機リスト23名。有効性試験。反復信頼ゲーム(ITG)という行動課題で対人的な信頼を治療前後に測定。集団認知処理療法群は毎セッションでPTSD重症度・集団との関係の質・治療者との関係の質も測定。

O|結果

反復信頼ゲームで測った信頼行動の治療前後の変化は、集団認知処理療法と通常治療の間で有意差は認められなかった(p=0.075)。しかし反復信頼ゲームの得点の改善は、集団認知処理療法におけるPTSD症状の減少を部分的に説明した。すなわちモデルに反復信頼ゲームを含めるとPTSD症状の変化はより穏やかになった(b=−5.95、p=0.032/含めない場合 b=−9.05、p=0.001)。また反復信頼ゲームの得点が高いほど(自己報告の信頼ではなく)、セッションを通じてPTSD症状の急な減少(b=−0.50、p=0.042)と集団との関係の質の改善(b=0.28、p=0.037)を予測した。

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