Differential Effects of Hazardous Drinking on Post-Traumatic Stress Disorder Outcomes Across Two Prolonged Exposure Treatment Formats.
この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が共著の研究です。治療の効果ではなく、お酒の問題があると効きにくいかを調べた研究です。効きは小さくなるものの、それでも大きく良くなっています。用いられたのは標準の持続エクスポージャー療法ではなく、毎日続けて行う圧縮した版です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Straud C.L.・Buccellato K.H.・Foa E.B.・Brown L.A.・McLean C.P.・Blount T.H.・Schobitz R.P.・DeBeer B.B.・Mignogna J.・Fina B.A.・Hall-Clark B.N.・Schrader C.C.
- 掲載誌
- Behavioral sciences (Basel, Switzerland)
- 巻号ページ
- 15巻7号
- 発行年月日
- 2025年7月15日
- PMID
- 40723738
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
軍人・退役軍人234名。危険な飲酒のある人とない人。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。毎日行う圧縮形式(集中型と集中外来プログラム)。
C|比較
比較対照:無作為化比較試験の探索的な二次解析。危険な飲酒の有無と形式ごとに転帰を比較。
O|結果
危険な飲酒のない人は、ある人よりPTSD症状の減少が大きかった(d=0.42、p=0.001)。ただし危険な飲酒のある群も、治療後にPTSDの有意な減少(d=1.46、p<0.001)と、6か月後の週あたり飲酒杯数の減少(d=0.63、p=0.025)を示した。飲酒の分類による治療への取り組みの有意差は認められず、転帰はPEの形式によって変わらなかった。著者らは、PEは危険な飲酒のあるPTSD患者にも適切な治療だが、併存する危険な飲酒は治療の恩恵を減らすと述べている。
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