Dissociative and traumatic experiences in people with eating disorders.

この研究について対象はPTSDではなく摂食症にみられる解離です。EMDRは「組み込めば役立ちうる」と述べられるだけで、抄録には効果の数値が示されていません。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
著者
Keski-Rahkonen A.
掲載誌
Current opinion in psychiatry
巻号ページ
38巻6号427-433頁
発行年月日
2025年8月7日
PMID
40778697
技法
EMDR
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

摂食症のある人の解離とトラウマ体験。

E|介入

EMDR(他のトラウマ焦点化療法とともに、摂食症の治療に組み込まれうる取り組み)。

C|比較

対象とした研究:解離の有病率・評価・治療についての既存文献を、摂食症での現れ方に焦点を当てて統合。

O|結果

本総説は、解離が軽度の離隔から重度の同一性の断片化までにわたる複雑な心理過程であり、摂食症では強い感情を扱う対処の機序として働くと整理している。近年の研究は、解離の情動調節における役割、機能性発作との関連、夜間摂食との結びつきを示しているとしている。トラウマに関連する解離と情動調節の困難には心理教育が有望であり、EMDRを含むトラウマ焦点化療法を摂食症の治療に組み込むことも、トラウマに関連する解離症状の軽減に役立ちうるとしている。

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